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アフィリエイト記事はインパクトで勝負しよう

何事も継続するのは難しいことです。最初は簡単だと思ったこともそれが毎日のことになると途端に苦痛に感じてしまう。ただ文章を書くだけ。そう思って始めたブログも次第にそれだけではダメと分かって辛くなってしまうんです。読者のことは考えない。文字数なんて気にしない。関係のない話でもいい。何も考えずに書けたらどんなに楽かと思いますよね。ただ好きなことを好きなように書く。広告なんて気にしない。そんな記事の書き方ができたら毎日でも書けるような気がします。

しかしアフィリエイトは広告をクリックしてもらってナンボの世界です。それをかなえるにはただ文章を書いてるだけではダメなんです。検索サイトで検索した読者がなんのためにあなたのブログを訪れたのか？そこに読者が必要とする有益な情報があると思ったからです。だったら有益な情報があればいいんだと思うのは間違いです。読者は飽きやすく気分屋です。ツマラナイと思ったら一瞬でサイトを閉じてしまいます。それが有益な情報であってもなんの忖度もなく切り捨ててしまいます。

アフィリエイトの記事は読者に興味を持ってもらい最後まで読んでもらわなくては始まりません。それには何をおいても「書き出し」が大切です。読者はあなたが3時間かけて書いた記事だということは知りませんし知ってもそこに価値を見出してくれません。読者はブログを訪問してそこで始めてあなたの記事に興味を持てるか判断します。「ここにあたなの為になる有益な情報がありますよ」とブログに到達した時点で早々に気付かせてあげなければ興味を持てないまま去ってしまうでしょう。

書き出しで過激なくらい関心を持たせる

訪問者に記事を読んでもらうためには関心をひく書き出しが必要になります。書き出しは訪問者の欲望を刺激すればするほど効果があります。たとえば「1週間で10万円儲かりました」と書けば訪問者の目をひくことは間違いありませんよね。私でも「マジで？」と思いますもん。ここまで露骨でなくても「あなたにも〇〇ができる」と書くだけでも興味を持たせられます。もちろん嘘はいけませんがこうした「利益」に関係した書き出しはあらゆるジャンルで応用できるのでおすすめです。

テレビや雑誌で話題になった話を書き出しに持ってくる方法も効果があります。メディアで商品やサービスが取り上げられた直後はアクセス数が急増しますからね。そこを狙ってトレンドブログ系がよくやる手法です。この手の話題は何度も繰り返し報道される可能性があるまで後追いでも十分チャンスが期待できます。メディアで先に知っているから心理的な抵抗が少なく記事を読んでくれる確率も上がります。特に芸能人や有名人が関係した話は訪問者も興味を持ちやすくておすすめですよ。

書き出しは訪問者の好奇心を刺激するものならなんでも使ってみましょう。「そのままでいいんですか？損してますよ？」「このままバカにされて終わっていいんですか？」というように問題を煽ってみたりコンプレックスを刺激してみたりして危機感を掻き立てる書き出しも効果的です。しかしこの方法はやりすぎると嫌われる心配もあります。過激になりすぎると感じた場合は自分や第三者の体験談に置き換えてみるなり訪問者が「これだ」と確信してもらうような書き出しを考えてみましょう。

書き出しで抵抗感を減らして信用させる

訪問者はそれでも半信半疑な気持ちを持ち続けています。あなたのブログを訪れて記事を読み始めてもまだ信用はしていないんです。まだ有象無象のブログの中のひとつというだけですからね。あなたも経験ありませんか？検索して訪れたブログで記事を読んで「ああそんな感じか」で終わってしまうこと。記事を読んでも単なる情報と受け取るかあなたという人から教えてもらった情報と受け取るかの違いは大きいですよ。信用してもらえればそれだけ広告をクリックする抵抗感も和らぎます。

書き出しで興味を持たせることに成功したのなら信用してもらえるレベルまで書き出しの効果を持っていくことは難しくありません。書き出しで関心をひく前に誠実さもアピールしてみましょう。たとえばこんなブログの書き出しを見たことはありませんか？「今から〇〇の話をします」と宣言してから話を始めるんです。これは訪問者に対して親切ですしきちんと話をする姿勢を感じますよね。逆に話を聞く側（記事を読む側）も相手と向き合って今まで以上に心を開く姿勢になるはずです。

「実は……」と本音で語ってみせるのも真に迫ってリアリティを感じさせます。「ここだけの話」と背徳感を出すのも訪問者との関係を近づける効果があります。自分のやり方や考えたが間違っていたと謝罪から入る方法も訪問者の感情を揺さぶる効果があるでしょう。私がよくやっている質問から入るスタイルもおすすめです。質問された側は否が応でも考えずにはいられません。「知らねえよ」と強気で返してくる人は別にしても多くの人に一定の心理的成果があるのは間違いありません。

書き出しが良ければ記事は最後まで読んでもらえる

書き出しが良ければ記事を最後まで読んでくれる可能性は高まります。もちろんすべての人が一言一句じっくり読んでくれるというわけではないですよ。中には飛ばし飛ばし流して読む人もいると思います。しかし書き出しが面白ければ記事の最後が気になりませんか？サーッとでも記事を最後まで読んでから「さてどうするか？」と判断しますよね。関連の記事を読むか広告に目が留まるか。最終的に退出するにしても必ず次に起こすアクションはそのブログの中で考えることになります。

これは小説を購入するのと似ているかもしれません。小説を買う時には立ち読みをされる人が多いと思います。そのときに読むのが小説の書き出しです。小説は書き出しの最初の三行で決まるといわれています。その書き出しが面白ければ買うけれど書き出しが面白くなれば購入は見送りです。おそらく読者はそれを数秒から数十秒でやるはずです。これが現実とはいえ厳しい世界です。だからこそ小説家は異常とも思える執念で苦心惨憺しながら面白い書き出しを作り出そうとしているわけです。

ブログの記事も小説と同じように立ち読みされていると考えていいと思います。検索サイトで検索してあなたのブログを訪れてくれた読者はまだ買う気にはなっていません。あなたの書いた記事が面白くなければすぐ別の小説を立ち読みする気です。それを阻止するには書き出しで勝負するしかないんです。記事の書き出しは読者の視点でメリットを表現して欲求を目一杯引き出しましょう。読者の良き理解者になって信用を勝ち取れば問答無用に切り捨てられることもなくなるでしょう。