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アフィリエイトの記事はジャンルに関連した複合ワードで考える

アフィリエイトを始めてから悩むのが検索キーワードの選定です。検索キーワードは「アフィリエイト」や「作り方」など検索サイトで使われる検索ワードのこと。このキーワードを自分のブログに配置して検索されるように対策します。たとえばアフィリエイトのブログを運営しているのならブログ名はアフィリエイトに関係したキーワードを使いますよね。「アフィリエイトブログの作り方」とか「アフィリエイトブログで稼ぐ100の方法」とか。ありきたりですがそんな感じになると思います。

個別の記事についても同じです。アフィリエイトのブログなら記事のタイトルもアフィリエイトに関係した検索ワードで構成されるはずです。「アフィリエイト記事の書き方の秘訣」や「サテライトサイトの簡単な作り方」など。間違っても「クレジットカード比較」なんてタイトルを付ける人はいないと思います。もしブログ名も含めてジャンルと違うものになっているなら今すぐ変更しましょう。「ホニャララさんのブログ」とか意味のない検索ワードにしている場合も即急に改善が必要です。

ジャンルとキーワードが合致していても注意が必要な場合があります。検索キーワードは検索数によって検索数の多いビッグワードと検索数の少ないスモールワードに分けられます。検索数の多いビッグワードは大手サイトの独擅場です。ブログを始めたばかりの初心者が太刀打ちできる相手ではありません。アクセス数を増やしたいからとビッグワードで記事のタイトルを決め打ちしているなら損をしていますよ。今すぐ上位表示を狙いやすいスモールワードを含めた複合ワードに変更しましょう。

ニッチキーワードで集客する

もし月に100万件の検索数があるビッグワードであなたのブログが検索結果のトップに表示されたらどうなるでしょうか？それはもう集客力は半端ないてすよね。成果も増えそうです。しかしそんなふうに上手くいくことはなかなかないんですよ。ビッグワードで検索したら分かりますがトップ10を見てどう思いますか？強そうなライバルばかりが居座ってますよね？サイトの作りや記事の中身で勝負できそうにないなら潔く諦めて別の道を探しましょう。そのほうが合理的で効率的だと思います。

しかし検索数の少ないスモールワードでは集客数は稼げないじゃないか？と思うかもれません。確かにそうなんですがひとつひとつは少なくてもそれが二十三十と積み重なってくるとビッグワードに劣らない集客力を発揮することがあります。2つ以上の検索ワードで構成される複合ワードの中にはライバルの少ない（あるいはライバルのいない）有望なニッチ市場も存在します。ビッグワードは無理でもそんなニッチな市場で上位表示できたらまちがいなく確実に集客をアップさせることができます。

どうしてもニッチキーワードは検索数が少ないことに目が行きがちです。しかし逆に考えれば検索数が少ないゆえのメリットもあるんです。ニッチキーワードは検索ワードを重ねて検索しているのでそれだけ特定の商品やサービス（または情報）を求めている人を集めることができるんです。たとえば「サプリ」で検索する人より「サプリ、ダイエット、カプサイシン」で検索した人のほうが購買意欲は高いでしょう。もしあなたがこの複合ワードで記事を書けば購入率は格段にアップするはずです。

ニッチキーワードの探し方

ニッチキーワードはその人が求めているものを絞った検索結果になっています。それを例えるなら専門店や専科店のようなお店とイメージしてもいいでしょう。商品でいうなら動物性の香水だけを集めたショップやフランスのチェコレートだけを集めたショップなどです。ニッチキーワードを探すときはあなたが選んだジャンルの商品やサービスを特徴別に分けてさらに限定してみましょう。原材料や生産地、価格や販売方法など絞れだけ絞ってニッチキーワードを探してみてください。

ニッチキーワードはターゲットによっても絞ることができます。大きく分けるなら男性用と女性用。独身か既婚、年齢や体型でも分けることができます。ターゲットを選別するときには5W1Hの要素を取り入れて想像してみるのがおすすめです。「誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように」するのかをイメージするんです。仕事や家族構成、生活レベルや趣味。悩みや困ったことはないかなど様々な要素で絞ってみましょう。意外なカテゴリーでニッチキーワードが見つかるかもしれませんよ。

ニッチキーワードは技術的な専門分野でも見つかります。アフィリエイトならSEO対策や被リンク対策など一般的には知られていない検索ワードが当てはまります。教育分野なら講座やセミナーなど限られた人だけが求めている情報ですね。コスプレやeスポーツなどマニアックなジャンルでもニッチキーワードは探せるはずです。自分の得意とする分野でなくても調べてみたら穴場が見つかるかもしれません。これは無理だろうとは思わずに今はまだ見えない読者を意識して記事を書いてみましょう。

ニッチキーワードで深い悩みを探してみよう

ニッチキーワードはその人の悩みや困ったことを炙り出す手がかりにもなります。人の悩みは様々です。水漏れときたらサブワードは「費用」や「依頼」などがすぐ頭に浮かびます。不倫や浮気ならサブワードで「調査」や「相場」とくれば探偵や弁護士を紹介する広告が考えられますよね。不倫や浮気とだけ検索する人は芸能人のシモネタが知りたいだけかもしれません。水漏れとだけ検索した人は自分で修理したいだけかも。そんな人たちに広告を進めても無視されて終わるだけだと思います。

ニッチキーワードは季節や流行によっても検索数が変化します。今はそれなりに集客ができていてもいつか検索数が減ってしまう可能性があります。それはビッグワードでも同じことですがビッグワードに頼りきったブログだとその影響は計り知れません。それに比べてニッチキーワードで記事を構成しているブログは順位の変動が少なくリスク分散ができています。逆にブームが到来してニッチキーワードが爆発的にヒットすれば大手に負けない先行者利益を獲得することもできます。

ニッチキーワードを選ぶときには相手が抱えている深い悩みを推察する気持ちが大切です。今買わなくても問題ない商品より今買わなくては生活できない商品のほうが売れるに決まっています。サービスについても同じこと。失礼な話ですが薄毛治療や婚活などは切羽詰っている人（年齢や年収といった絞りこみをする）に向けて届けたほうが広告の訴求力は高まります。一刻も早くその悩みを解決したいと思っている人が検索しているであろうニッチキーワード。それを推察して探してみましょう。